前回のブログでは、ワゴンの道具について簡単にご紹介させていただきました。ここでは、道具の次に揃える素材をご紹介します。
自由遊び時間に使う素材は、子どもがのりやハサミなど基本の道具に慣れ親しみながら楽しめる素材を厳選しておきます。「何かに使えそう」と思ってあれこれ素材を集めてしまうと、道具と同じで使われないままになるということが度々あります。
そこで、私がおすすめしているのは紙素材です。
たとえば
先生が製作準備をした際に出た色紙の端材、生活の中から出るお菓子の包み紙、商品タグなど身近なところから出る紙系の廃材で、異なる色、かたち、質感が楽しめるものを集めてみてください。

左下)商品タグやパッケージの切り抜き 右下)日常で出る紙端材/廃材
1,2,3歳児ですと、つくることよりも、感覚的に楽しみ視点や発想を育めるような素材で、切ったり貼ったり 組み合わせたりなどしながら遊ぶ方がきっと楽しんでくれるでしょう。
紙素材を使って遊ぶお手本は、書籍「そざい探究LABO」でご紹介していますので、ご参考ください。

ここまで、ワゴンと道具、そして素材の用意についてご紹介させていただきました。
次回はいよいよ、実践についてお話したいと思います。

「日常的に使いやすい おすすめの紙素材」
本日の資料はこちらよりダウンロードいただけます。ぜひご参考いただけましたら嬉しいです。