About

「あそび」を通して
保育者の視点・発想を広げ
園の課題解決 や 魅力ある現場づくり
を目指すプロジェクトです。


「先生が楽しいと子どもが育つ」を目指して

合同会社アルテコローレ代表
桐嶋 歩

ひと昔前まで私の役割は、子供の視点や発想を広げる遊びを提案することだと考えていました。だから、楽しそうな面白そうなアイデアを、外部講師として、イベントとして求めてくださる方々が多いのですが、いまでは子供達ができることを増やし、さらに先生の負担を減らしながら、子供も先生も楽しい日常的活動としての遊びを保育に取り入れていただくことを進めています。

なぜなら遊びは一時的に楽しむものではなく、毎日を共に過ごす先生と子供との関わりの中で育まれていく学びの活動だからです。遊びは継続的に、保育と同じように、じっくり長い目で見て育てていかなければなりません。

アイデアだけを取り入れてもらっても、その時だけの楽しい体験で終わってしまい、子供はもう「次は何するの?」と、先生は「次は何をしよう?」ということに目を向けています。先生にとって、日々の遊びネタ探しがルーチンワークになっていないでしょうか。遊びは1つのテーマでもっと深掘りできるものですし、その体験を価値のあるものにしてほしいと思います。

子どもにとって欠かせない知識経験の積み重ねとなる遊びですが、実はその機会をつくる先生達の多くが遊びに悩んでいます。それには①造形活動という枠に囚われた先生の視点の持ち方、発想、知識経験や苦手意識などの問題、②実践を取り入れにくい園の環境、③先生同士、保護者、子供との関わりが潤滑でないこと、これら3つの要因が共通して見えます。

そしてそれぞれに「もっとこうしたい」という願いを持っている先生達が多いのです。先生の「やってみたい」が実現できる環境は、つまり先生が子供との関わりを楽しめる、保育にやり甲斐を感じられる環境と言えるはずです。それらの課題解決のツールとして、遊びは役立つのではないか。そんな想いからこのプロジェクトが始まりました。

私たちは 園と保育士さんにこんなあそびを提案します!

気軽に 無理なく
先生も楽しい

忙しい毎日の中で「造形あそび」は準備片付けが大変…先生の苦手意識や失敗体験からつい取り組みが億劫になってしまう…そんな声をよく聞きます。子供の学びの根源は遊び。大人の事情から、子供の貴重な体験の機会を減らしてしまうのは、とても残念です。だからこそ、まず先生が気軽に、無理なく、楽しく取り組める遊びを提案します。

日常的に
取り組める

人やものとの関わりが欠かせない遊びの活動は、日常的に取り組むことで子供の成長を実感できます。子供自ら試行錯誤して学び、挑戦する機会を多くつくることで「散らかる」「危ない」「やらせたくない」といった課題がみるみる減っていきます。この日々の積み重ねこそが、子供主体の遊び環境を育み、根づかせていきます。

「造形あそび」に
とらわれない

「造形あそび」にとらわれてしまうと、つくる・描く活動に偏ってしまいがち。幅広い体験で子供たちの知識経験を積み重ねていくことが「遊びの目的」です。作品として形を残すことを目指さなくても、子供たちが遊びながら経験し獲得したものは、必ず一人一人の力となって表現されます。そんな子供の姿をもっと近くで一緒に楽しみましょう。

伝えてほしい
あそびのプロセス

形を残すことを目指さない遊びは「プロセス」が大切です。しかし、子供達の「遊びのプロセス」をその場で見ていない保護者さんからすると、わからないことだらけです。プロセスを伝える姿勢がないと、保護者さんの疑問や不安が膨らみ、理解や協力を得ることが難しくなってしまう可能性もあります。共に子育てしているという安心感や信頼関係を保護者さんとも育むために、そして先生同士が情報共有しながら課題解決したり、アイディアを出しあえるように、遊びの記録と発信も楽しみましょう。