【レポート】1/19 そざい探究会を開催しました!

【レポート】1/19 そざい探究会を開催しました!

レポートが大変遅くなりましたが、そざい探究会にご参加いただきました皆さま、ありがとうございました!
何度かご参加いただいております先生から、「前回のブログレポートを、園への報告として見せました」とお聞きしましたので、ブログも大切な記録の1つだなと励みになりました。

今回は、小学校、特別支援学校、児童発達支援施設、小規模保育園、幼稚園、こども園からと、さまざまな環境の先生方にご参加いただきました。

今回は、アルテコローレがオリジナルの遊び素材として企画しましたストローを、2500本ご提供させていただいた研修でした。
お持ち帰りいただいた新品のストローは、園の皆さまで使っていただけますように、遊びを共有するための研修用動画と資料も付属しました。

まずは、オリジナルストローの素材解説から。
製作にご協力をいただきましたのは、岡山県にありますシバセ工業株式会社様です。皆さんも実は身近な飲食店でシバセ工業様のストローを使ったことがあるのではというくらい、有名だと思います。
カラーの豊富さが魅力のシバセ工業様のストローですが、オリジナルでは厚み調整をしていただいております。
なぜオリジナルストローをつくったのかや、こだわりについても、また別の機会に紹介させていただきます。

ここからは、実際に触れて素材の面白さに気づいていただくことを始めました。
足裏やてのひらでコロコロしたり、わ〜っとダイナミックに投げてみたり…「こんなところが面白い」「素材1つでいろいろな楽しみ方がある」とわかると、先生方にだんだんと笑顔が出てきたり、初めて会う先生と一緒に楽しんだりしてくださっていました。

髪の毛にさして鳥の巣のよう〜^^

ちょっとのコツをつかめば、道具いらずで子どもたちもこんなふうに繋げて遊び、カタチを楽しむことができます。

続いて、ハサミで切ってみます。
切った時にハサミ越しに伝わってくる感覚や、音も心地よく、切ったストロー片が予想しない方向に“ぴょんっ”と飛んでいく様子も面白いんです。

ストロー片をタライに集め、手触りもチェックします。

それから、この遊びで使う基本的な道具類を紹介し、一通りの遊びを体験いただきました。

さてここからは、アルテコローレのラボにある道具や素材を自由に使っていただき、ストローでどんなことができるのかを深掘りしていただく時間です。

とは言っても、いきなり自由にされても戸惑ってしまいますから、こんな道具類がありますよと少し提案はさせていただきました。

アイロンやトースターは、一度はやっておきたいと興味を持っていただけたようです。

まずは私から提案させていただいたことを先生方がやってみてくださり、そうするうちに、先生方のひらめきがどんどん生まれてきました!

今まで見たことのないものがチラホラ生まれ、つくり方を工夫したり、できたものを更に加工したりも。ホチキスや穴あけパンチはある?などと使いたい道具が出てきて、だんだんとイメージが明確になってきたようです。

穴あけパンチを使って出た端材をカップに集めている先生。この小さくて丸い端材は、子どもも大人も誰もが好きですよね〜^^

穴あけを楽しんだ先生、次はスマホの光をかざして影遊びを試していました!

それからカタチを変え、光をあてた素材の見え方もあれこれ試し、そざい探究していますね。

こちらの先生は、素材棚からスズランテープを見つけ、新しい遊び道具を考案していました。子どもの気持ちになって、ストローで集中して遊び終えたあと、からだを動かして遊ぶこともきっとしたいだろうと、こういった発想に至ったそうです!

互いの遊びやつくっているものを見て、真似てやってみる先生方。
けれど真似るだけでなく、自分なりの工夫を加えていき、子どもが取り組みやすい方法を見つけたり、もっと面白いものをつくってみたりと、良い刺激を受け合っているように見えました。

子どもたちが友達と一緒に遊びに取り組む時も、同じように刺激を受け合って遊びを発展させているのではないでしょうか。

こうしてこの日の そざい探究会は終わりを迎えます。さいごに、それぞれの先生の気づきや、感想、園でこの素材を使った遊びを行うにあたり課題となりそうなことを、話していただきました。

ご参加いただきました先生方、その後の遊びの様子も、よければLINE等でお伝えいただけますと参考になります。
子どもたちと実践してみると課題が出てくることもあります。そんな時、課題を解決しないと素材が眠ってしまったりもしますので、「こんな時どうしたら?」というご相談もお気軽にご連絡ください。

今後もそざい探究会などでお会いできますことを、楽しみにしています!
ありがとうございました。