保育学生さんのお話

保育学生さんのお話

今年ももう終わりが近くなりましたが、本日は保育学生さんがアルテコローレに遊びに来てくださいました。
学生さんと言っても、子ども園などでの現場経験もあり、3児のお母さんでもあります。
現場を経験しているからこそ、改めて保育士としての勉強をしっかりしてみたいという気持ちになったそうです。

実は私が講師を務めさせていただいております学校の1年生の生徒さんなのですが、授業をサボらず毎回楽しんでくれている姿や、まだ実習が始まっていないのにイメージを膨らませて準備をしている姿に、いつも前向きで素晴らしいなと尊敬しています。

ところで、今日はなぜブログに書いているかというと、本日の会話の中で、彼女の一言にとても胸を打たれたからです。何気ないことばだったと思うのですが、

「遊びってふつうに遊んでいたらそれで終わってしまうけど、遊びに特化している先生(桐嶋)の授業を受けていて、こんなに深いものなんだと知って楽しくなった」

学生さんにこんなふうに受け止めていただき、遊びへの興味を深めていただけたことが、すごく嬉しかったのです!

遊びは、子どもに提供する側の私たちが楽しさや面白さを感じられないと、本当に提供するだけで終わってしまいます。
遊びの面白さを知ってこそ、「子どもとやってみたい」という気持ちが私たちに芽生え、子どもとやってみて遊びはどうだったか、子どもはどんな姿を見せたかというところを意識して目を向けられるようになり、価値ある活動になっていくと思うのです。

学生時代から、遊びの価値をたくさん知っていてほしいと思い続けてきましたが、その想いが伝わった学生さんがいたことが嬉しかったです。

来年度は、学生の皆さんにもぜひご参加いただきたい講座やイベントを、アルテコローレ主催で開催していきますので、お楽しみに。