※画像の一部をシバセ工業様のWebページより引用させていただいております。
アルテコローレの桐嶋です。
本日、ストローメーカーのシバセ工業株式会社 様にお打ち合わせの機会をいただきました。
アルテコローレでは、ストローをテーマにしたそざい探究あそび®︎を行っていますが、今回のお打ち合わせではオリジナル商品の企画についてご相談にのっていただきました。
アルテコローレのyoutubeでもストローをテーマにした遊びを一部公開していますので、ぜひご覧ください。
【アルテコローレのあそびチャンネル】
カラフルなストローは、少し前まで100円ショップでも手軽に入手できましたが、物価高騰の影響から素材の品質が落ちたり、カラーバリエーションや量が以前ほど豊富ではなくなったものもあります。
ある程度の素材へのこだわりがある私としては、コスト面も考慮すると、今までのように身近なところから納得して入手できる素材ではなくなってしまいました。
ストローに限らず、今まで気に入って使っていたものが廃盤になってしまった…ということもけっこうあります。
きっと保育者の先生方の中にも、同じように感じている方がいるのではないでしょうか。
現在は素材を選び直すことに時間を使うなんてことが増えたのですが、あれこれ試す中で、こんな時代だけれど、やっぱり子どもたちには“いいもの”に触れてもらい、感覚を磨いて欲しいと改めて想うのです。
そこで出会ったのが、シバセ工業様のストローです。
「プラスチックストローにこだわる」
そんなキャッチフレーズにビビッときました。
最近は、環境問題の意識から紙ストローの需要が増えているようですが、私は遊びの中では断然プラスチックストロー推しです。
なぜなら、耐久性のない紙ストローは消費してしまいますし、色のバリエーションがなかったり、ハサミなんかで切ったときの感覚もあまり面白みがないからです。
シバセ工業様のWebサイトを拝見すると、プラスチックストローを推奨する理由が書いてありました。
その中から気になったところを一部ご紹介させていただきますと、
- バイオマスプラスチックの使用でカーボンニュートラルへ
- 長期間保管ができる
- 軽いので運搬時のCO2も少ない
- 使用後は汚れていても補助燃料として利用できる
興味深いことが幾つか目に入ってきます。
他にもこんな情報が掲載されています。
プラスチックそのものが環境に悪いと思われがちな気もしますが、深掘りすると企業様のこんな努力が見えてきて、とっても面白いと思いました。
そして、素材のこういった表には出ない魅力も含めて、保育の中の遊びで最大限に活かすのは、私たちアルテコローレの得意分野ではないかとひらめいたのです。
１度しか楽しめない遊び、１度しか使えない素材よりも、試行錯誤しながら使い込み遊び深めていける素材があるなら、子どもたちの視点や発想を育てることにつながるのではないでしょうか。
私自身も子どもたちと、そして先生方と一緒にストローという素材を探究してきましたが、最近発新たな遊びの展開を発見しましたし、今日の打ち合わせ後にストローをいじっていたスタッフの姿を見て、まだまだできることがあるな…と、無限の可能性を感じています。
保育の中の遊びに、アルテコローレから提案する遊びで、プラスチックストローを。
実現に向かって動き出したいと思います！