４月１日より、各園様で今年度の研修をスタートさせていただきました。
今年度は毎月お伺いさせていただく園様に、ファイルや冊子をつくりご提供させていただきました。
一人ひとりの先生に理解を深めていただくための冊子と、先生方がみんなで一緒に楽しみながら遊びを育てていくためのファイルです。
４０分程のお話の後には、これから子どもたちとの実践の中で使う素材や道具、製作物の見本、アルテコローレの過去の遊びのドキュメンテーションなどを自由にご覧いただいて、しばしワクワクタイム。
子どもたちの姿を思い浮かべながら、「これいいね」とか、「どうやってやろう？」と、先生方の会話が膨らんでいました。
「これなんだろう？」「どうやって使うの？」という素材もいろいろ。
カラフルだったり、普段は目を向けることがない身近な素材に注目する機会だったりすると思いますので、きっと有意義な時間に感じていただけたのではないでしょうか。
私も一人ひとりの先生とお話できる時間を、楽しませていただきました。
後半は、簡単な遊びを行い、前半のお話を体感していただく時間を設けました。
はじめは、とりあえず個々で素材と道具に触れてみる先生方。
目的が明確にされていないまま始まったので、戸惑いながらも手を動かしている先生もいたかも知れません。
心の向くままに手を動かしていく先生もいれば、試行錯誤している様子の先生もいて。
しばらくすると気持ちがほぐれてきたようで、隣の先生と面白そうに笑いながら、「ああしよう、こうしよう」と一緒に楽しむ姿も見えてきました。
気づいたらワイワイ声を出して自由に楽しみ、誰と誰がとはわからないけれど、複数人の先生の遊びが１つになっていくのがわかりました。
遊びの中では、素材や道具の面白さばかりでなく、そこに参加している先生や子どもたちのコミュニケーションもどんどん広がっていき、さらに遊びが楽しく面白くなっていきますよね。ここでは、終わりに一人ひとりの先生に体験の感想をお聞きして、こういった遊びの魅力にも気づいていただく機会とさせていただきました。
今年度から研修をスタートさせていただきます園様では、まずは１年、楽しく積み重ねていくところから、よろしくお願いいたします！