久々にそざい探究会を開催させていただきましたが、ご参加いただきました皆様、ありがとうございました!
今回の探究会の様子と、先生方から後日いただきましたご感想、そして私自身の感想や反省点も、後編に渡り書き留めておきたいと思います。
はじまりは簡単な自己紹介から。
前回は小学校の先生にもご参加いただきましたが、今回は発達支援や児童デイサービスの先生方にもご参加いただきました。
今回からお渡しする資料が少しアップデート。園での今後の遊びにご活用いただけますと嬉しいです。
この日は午前に子どもたちを迎え、色水遊びを一緒に体験いただく時間を設けました。
そのため、遊びで使用する道具や活動環境の準備を先生方に行なっていただき、実践の流れをお伝えしました。
初めて会う先生同士が早速協力して準備に取り掛かってくださり、嬉しい姿が見られました。
子どもたちを迎える前に、“そざい探究あそびの色水遊び”を少し体験。きっと先生方は書籍やSNSですでにこの遊びを知っていると思いますが、実際にやってみると、透明感のあるステキな色水があっという間にできあがる様子に「わぁぁ♪」と驚いてくださり嬉しそう。
こんな道具(手芸・事務用シリンジ)もご紹介。いつもの色水遊びに新鮮さが加わります。
ですが安全面への配慮も必要です。子どもたちの経験の機会を「危ないからやらない」と考えるのではなく、「どうしたら安全に楽しく経験できるのか」を考えて欲しいこともちらっとお話しました。
ちなみに子どもたちが遊ぶ様子をインスタグラムに投稿しています。
そして子どもたちを迎え、色水遊び実践が始まります。この日参加してくれたのは、アルテコローレのラボ生5名です。
先生も子どもたちも初対面。互いに少しばかり緊張している様子でしたが、遊びが始まるとそれぞれに色水を楽しみ、自然と関わり合う姿が見えてきました。
たくさんの先生がいる中で、はじめは参加しにくかった友達がひとりいましたが、離れた場で色水をいっしょうけんめい楽しんでいて、そのうちに先生や友達がいる空間に入ってきて賑やかな雰囲気を感じとりながら遊んでいました。
初めて会う先生に照れながらも、楽し嬉しそうな子どもたち。
人数が多いほど、ずらりと並ぶ色水が美しいこの遊び。
園で子どもたちと遊ぶときには、「それで次は何するの?!」なんて、もう次の展開に意識がいく子もいると思いますが、ここでじっくりと色水の美しさに目を向ける時間を設けてくださいね。
「同じ色だけど、ちょっとずつ濃さが違うな」なんて教えてくれた友達。
子どもたちの気づきや発見って、遊びを計画した先生にとって嬉しいものではないでしょうか。
「え?どれどれ?ほんとだ!」と、子どもと一緒にその時間を楽しむのも幸せですよね。そして「この色も同じだけどぜんぜん違うわ〜」と、視点を移動させてコミュニケーションをどんどん広げていくのです(笑)
そんなふうに遊ぶうちに、先生と子どもたちの行動や表情も随分とほぐれてきました。
先生が子どもを見守り遊びを教えてくれる姿や、いつもの感じでやんちゃする子の姿も。
遊びに参加してくださったラボ生のみんな、ご協力いただきました保護者様、ありがとうございました!
昼食後、午後からの部では遊びの様子を写真で振り返りました。
限られた時間ですので最低限の内容を振り返ったのみですが、遊びの全体を見守っていた私自身もこうして写真を見てみると、一人ひとりの表情や姿に改めて気づいたり思うことがあり、この記録が宝物のように価値を感じます。
また、普段の遊びでしたら人員配置や環境についても、「ここをこうしておけばよかったね」なんて写真でわかりやすく問題点を示すこともできます。
いろんな面で役立つ写真記録に、とても興味を持ってくださった先生もいらっしゃいました。
そこで私が思ったこともありましたので、後編でお伝えしたいと思います。
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