特定非営利活動法人プレママクラブ すくすく浦里保育園 様(名古屋市緑区)で、研修会を行いました。
こちらの山田園長先生には、アルテコローレ活動初期にご協力をいただいたことがあり、 久しぶり
の再会にとても嬉しい気持ちでいっぱいになりました!
今回はできる限りの体験を行いたいと思い、 3時間の研修会の中に4つの遊びを詰め込みました。
使ったことがある素材も、 よく行う遊びも、 「こんな視点で楽しむと面白いな」 とか、 「この過程があるから、 子どもの興味が深まっていくんだ」 など、感じていただけたようです。
体験いただきながら、 ご自身が受け持つ“あの子”の姿をそれぞれに思い浮かべていた先生たち。 「○○くんならこうするよね」 「○○ちゃんにはどうアプローチしたらいいのかな」 など、 先生たちの間で会話が弾んでいます。
こんなふうに先生たちが実践をイメージしながら、しかも楽しさを感じながらやりとりすることは とても貴重な時間だと思います。
体験テーマ以外にも、 普段の遊びの中で感じている先生たちの課題や疑問点なども、こんな時どうしたら?の声を幾つか聞かせていただき、 お話につい熱が入ってしまいました。
先生の遊びへの興味が深まる瞬間を何度も感じられ、 私も伝えたいことが多くなりとても楽しい時間になりました。
スマホのカメラを向けて楽しそうに写真を撮ったり、ビデオで過程を記録する先生もいらっしゃい
した。 写真や動画は、研修時の感動や体験をSNSを見るように思い出して貰えますので、 積極的にカメラを向けていただけて嬉しかったです。
さて最近では、研修会でそざい探究ワークシート、補助ツール、 実施計画シートといったものを使って、テーマの素材やさまざまな道具を試し、 先生が遊びのアイデアを見つけていく 「あそび創造ワーク」 を行っています。
「何をつくろう?」 を探すのではなく、純粋な視点で素材を探究して、 まず素材について知っていただきます。素材を知れば遊びのアイデアも幅広く生み出しやすくなりますので、ここで先生の発想を広げていきます。
今回は、 あそび創造ワークについて少し触れる程度になりましたが、 今後の遊びの取り組み方について考えるきっかけにしたいと、 園長先生にご興味を持っていただけました。
ワークシートを何となくでも参考にしていただきながら計画を立てたり、 実践後の様子を先生たちで話していただいたり、 今できることから積み重ねていっていただくと、 遊びはもっと先生たちの間で充実していきます。 それが子どもにとっての遊びの充実にもつながります。
実践については、 まず先生が取り組みやすい環境(人、場、時間について)を考えていただき実践して
いただくことを、どの園さんでもおすすめしています。 特に私がお伝えする遊びは、 先生と子どもが関わりながら育まれていく遊びになりますので、 一斉活動で行うより少人数で取り組む方が、良さがわかっていただけるかなと思います。
一人ひとりの子どもの様子を見守り、 必要なときには手助けして、一緒に楽しめるくらいの活動体制で、先生にも遊びの楽しさ、 充実感をたくさん感じてほしいなと思います。
終了後にも、ハサミの使用について相談してくださった先生たち、遊びの実施方法を話し合っていた先生たち、とても前向きな姿を見せてくださりありがとうございます。 ステキな先生たちにお会いでき、貴重な思い出深い時間となりました!
今後の実践の様子を、 またご報告いただけますときを楽しみにしています。
特定非営利活動法人プレママクラブ すくすく浦里保育園 様
http://premamaclub.com/Hoiku/sukusuku