【そざい探究会】@アルテコローレ 開催しました

【そざい探究会】@アルテコローレ 開催しました

2021年春〜初夏にオンラインで2回開催しました【そざい探究会】ですが、コロナの状況が少し落ち着きましたので、3回目を初めてアルテコローレで開催しました。

狭い場所ですので8名までの定員とさせていただきましたが、県外からも訪れてくださった先生達がおり、ありがたい気持ちでいっぱいでした。

こちらは自己紹介タイム。やや緊張しながらも、先生達が熱心に語ってくださる姿に私も引き込まれました。

続いて素材棚などラボの環境を自由に見ていただきました。子どもが使うためだけの素材棚や造形ワゴンではないことをお話しました。

ワゴンから道具を自分で用意して使う1歳児さんのエピソードを話すと、へぇぇ〜とニコニコで拍手してくれた先生達。子どものその時の姿を思い浮かべて共感できるのは、保育士さんだからこそですよね。私も先生達と子どもの姿を共有できることが嬉しいです。

続いて、カードをきっかけにイメージを膨らませて遊ぶ時間でした。

そこから、先生がご自身の園に持ち帰りたいテーマ素材を決めていただき、グループに分かれてテーマ素材での楽しみ方を探していただきました。

初対面とは思えないような先生達の姿^^

素材棚や道具ワゴンから好きなものを持ってきて、あれこれ手探りできるのもさすが先生だなぁと思います。

1つの素材からどんどん遊びが広がっていくのを楽しんでくださった先生達。中には遊びが広がりにくい素材もありましたが、素材でできることや、遊びや製作の向き不向きを探るのはとても良い機会だと思います。

最後に、テーマ素材から見つけた遊びを発表していただきシェアタイム。
この様子をインスタグラムでLIVE配信させていただきました(アーカイブを後ほどUPするかもしれません)。
気づけばあっという間の3時間で、この後お昼ご飯とさせていただきました。
私達にとっても充実した時間となり、楽しそうに参加してくださった先生達、ありがとうございました!

素材をテーマとした遊びは、それぞれの環境や事情、子どもとの関わり方などさまざまな要素が絡んで、先生がやってみたいことが実現できたりやりにくかったりするものです。

だから、園単位の研修で関わらせていただける方が遊びへの意識が変えやすいと考えていましたが、こうして異なる場から集まってくださった一人ひとりの先生が楽しさを共有して、自分の園に持ち帰るというのも大切だなぁと、先生達に教えていただく機会となりました。

先生達は子どもの学びと育ちを支える存在ですから、先生自身の意欲や、やり甲斐を見出すことはとても大切なことだと思います。私は遊びでそれを叶えるお手伝いを、これからもさせていただきたいと思っています。

今回ご参加いただきましたポジティブな気持ちを持った先生達のような方々が、ご自身の園でちょっとずつやりたいことを取り入れていくことで、園内で「いいね!」の和が少し少し広がっていく可能性もありますよね。

先生が楽しいと、子どもが育つと信じて、またこのような機会をつくりたいと思います。

ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました!