滋賀県大津市【レイモンド淡海保育園 様】へ研修に伺いました!

滋賀県大津市【レイモンド淡海保育園 様】へ研修に伺いました!

先日、滋賀県大津市にありますレイモンド淡海保育園 様で研修を実施させていただきました。
実は私、滋賀県が大好きで、この日をとてもとても楽しみにしていました。

素敵なウェルカムボードをご用意いただき、感謝です。

レイモンド保育園様のイラスト入りウェルカムボードに感激し、何度も写真を撮っていたら「どうぞ持って帰ってください」と園長先生。
素敵な思い出になります、、! ありがとうございます!

今回の研修では、Kクレイ粘土、アルミホイル、おはながみの3つの素材をテーマとさせていただきました。
どのテーマも、からだを使ってのびのび素材を楽しむことからスタート。

はじめは遠慮がちに素材を少しだけ手に取っていた先生方ですが、「遠慮しないで、楽しんでくださいね」と声掛けすると、遊び心いっぱいの先生が積極的な行動を見せたことをきっかけに、気づけば皆さん、こんなに楽しんでいました!

ひたすらおはながみを舞わせたり、埋もれてみたりとワイワイ!
たくさん笑い、子どものように楽しんでくださっていました。

たくさんの量を使うことで仲間と楽しさを共有することもでき、自然とコミュニケーションが弾みます。
素材の面白さをめいっぱい感じるこんな場面、子どもたちにも体験してほしいですよね。

楽しんで、散らかして、くしゃくしゃにした素材は捨ててしまわずに、遊びの中で全て消費していきます。

まずは子どもの好奇心を刺激する道具「霧吹き」を先生に使っていただき、水を吹きかけます。

本当はペットボトルなどに汲んだ水をかけた方が作業としては早いのですが、素材が変化していく様子を焦らずじっくり観察するために、あえて効率の悪い霧吹きを使います。

見た目だけでなく、手触りや、量も、どんどん変化していきます。
すると先生が、「あ!柔らかくなってく」「色が鮮やかになってる!」などと、発見を声に出してくれました。1人の発見や気づきが言葉になると、他の先生も「え?どれどれ?」と試したくなりますし、「〇〇ちゃんが好きそうだね」と子どもの姿を思い浮かべ、子どもとの遊びをイメージできたりもしますよね。

遊びが進行していく中で、こうして丁寧に1つ1つの過程に目を向け、一人ひとりの発見をシェアしながら遊ぶと、子どもたちは素材の面白さにどんどん気づいていくんですよ。
だから、子どもたちに遊びを提案する先生にこそ、実際に触れて、体感して、素材の面白さを知っておいていただきたいと思います。

アルミホイルでの製作アイデア

こちらはアルミホイルの遊びです。
低年齢児から幼児まで年齢を問わずに楽しむ遊び方から、製作アイデアもご紹介させていただきました。

アルミホイルを長〜く引っぱり出すと、素材の魅力も引き出されます!

こうして研修にお伺いさせていただき、改めて感じたことがあります。
それは、まず何より先生に楽しんでいただくことが大切だということ!

「楽しい」という気持ちは、先生の意欲に関係するものです。
“楽しさ”は 何かを始める入口となり、そして続けていくためのエネルギーとなります。

その先には、「面白い」「もっとやってみたい」「もっと知りたい、深めてみたい」という想いが湧いてくることだってあります。

造形遊びは手間のかかる遊びですし、難しさを感じたりもきっとありますが、まずは楽しくやっていただき、子どものいろんな姿をたくさん見ていただいて、先生の経験として蓄えていってほしいと思います。
先生方が楽しみながら遊びを計画し、実践していけますように、困った時にはいつでもご相談いただけたら嬉しいです。

レイモンド淡海保育園の先生方、私にも楽しい時間をありがとうございました!
またお会いできます日を楽しみにしています!